よく暇があるとぶらっと本屋さんに行くんですよ
特に目的もなく「何か面白そうな本ないかな〜」くらいの感覚です
特にめぼしい書籍も見当たらなくそろそろ帰るかと思ったら…
「心臓が止まった私と余命3ヶ月の祖父」

んんっ!?
心臓が止まっただって!?すげぇ!心臓止まっても生きてる人がいるんだ!
と、タイトルだけで一気に引き寄せられて中身も全く見ずにすぐさまレジにてお買い上げ(笑)
よくよく冷静に考えたら自分も心臓も止まってたんだっけ。最近物忘れが激しくていやねー
で、今回はそんなタイトルだけで購入を決めたこの「心臓が止まった私と余命3ヶ月の祖父」について語ってみたいと思います
ネタバレは極力避けていますので、気になる方は実際に読まれる事をオススメします(・ω・)ノシ
とにかくポジティブ!
失礼を承知で書かせてもらうと、著者の「弾正よしかげ」さん(@necoguruma3)は今回この本を手に取るまで知りませんでしたが、読んでみたらとにかくポジティブ思考!
実体験として心臓が止まってる時に趣味やその他の事なんて考える余裕なんてなかったし、自分には到底持ち合わせていないレベルでのポジティブ思考の持ち主だと感じました
(゚O゚)マジですげぇよ…
「心臓が止まったと書いてあるから表紙とは裏腹に暗い感じの内容かな?」と本を読むまでは思いましたが、そのポジティブさに所々で笑ってしまい、全体を通して楽しく読むことが出来ました
家族と過ごす時間を大切にしようと思えた
前半は心臓が止まった経験、後半は祖父との生活に視点を当てて描かれていましたが、後半はハッキリ言って軽く泣きそうになりました
それと言うのも現在、自分も祖父母の介護をしながら生活しているので、内容は違えど自分の環境と重ねてしまったんですね
そこにいるのが当たり前だと思っていた…、でもその当たり前にも必ずお別れの時はやってくる。。
感動と同時に家族との時間を大切にしようとも思えました
余談ですが最近とにかく涙腺が弱いんです。この雰囲気からの感動の流れはホント反則かよ。。
同じ境遇の人がいると素直に嬉しくなる
当事者視点になってまいますが、やはり同じ体験をしてる人がいると「こういう経験って自分だけじゃないんだなー」となぜか安心感が生まれます
まあ心臓が止まった経験なんて滅多にあるものではないですから、余計に嬉しくなっちゃいましたね(^_^;)
今回のようにタイトルだけで購入に突っ走ったケースって自分でも中々ないので、それほどまでに当事者と同じ境遇、共感というのは人の心を惹きつけるものなんだなと実感しました。逆にタイトルが違ったらもしかしたら購入していなかったかもです
最後に
上記のようにタイトルだけで購入を決めてしまいましたが、読んでみると心臓が止まった経験を描きつつもどこか面白可笑しく、そして家族の大切さを教えて貰えた1冊でした
いやー、本当にたまたまだったけど、その日に本屋さんに行ってよかった\(^o^)/
おしまい!
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