障害者手帳を窓口で最初に見せるだけ!
近々飛行機に乗る予定があるので、今回は障害者手帳の割引を使ってチケットを購入する流れを紹介します
ちなみに、電車での障害者手帳による割引などは下記の記事を参考にしてください
なお、今回はANAの飛行機を利用した場合の購入の説明になります。あらかじめご了承ください
空港窓口の場合
まず空港でチケットを購入する場合は、受付カウンターにてお手持ちの障害者手帳を先に提示して、チケットを購入する旨を伝えます
その際に手帳の中身を確認されるので、等級が分かる部分を忘れずに用意しておきましょう
ちなみに第1種と第2種の違いについてですが、
- 第1種…本人+同行者1名が割引の対象
- 第2種…本人のみ割引の対象
となっており、種類によって割引の対象範囲が違いますのでご注意下さい
あとは出発の日にちや往復の場合は帰りの日にちを伝え、予約が取れればそのまま精算をします
精算は現金・クレジットカードのどちらも使えますので、手帳の割引だからどちらかしか使えないという事はないのでご安心下さい
ネットでチケットを購入する場合
ネットでも予約の段階で障害者割引でのチケット購入が出来ます
ANAの場合ですが、上記写真のようにチケット予約の画面にて「身体障がい者割引運賃」の項目がありますので、手帳をお持ちの方はこちらを選択して下さい
なお注意点として、ネットでチケットを購入した場合は、当日に空港の受付窓口にて障害者手帳の確認が必要となりますので、そのまま検査所を通れる訳では無いので注意して下さい!
早割りとの併用は出来ません
当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが、障害者手帳での割引はチケットを予約する時の「早割り」との併用は出来ません
自分も「早割り+手帳の割引でめっさ金額安くなるんかな?」と思いましたが、どちらか片方の適応になりますので、チケット購入の際はどちらかを選択する形になります
状況によって使い分けることも可能
上記でチケットを予約する際に、早割りか手帳の割引のどちらか片方しか適応されないと書きましたが逆を言えば、障がい者手帳を所持しているからといって、必ずしも障がい者割引しか使えないわけではありません
例を挙げると
- 飛行機には自分1人が搭乗する(介助者不要)
- 往復のチケットが欲しい
- 片方の便は早割の対象期間である
- 早割りの方が手帳の割引より安い
といった場合に、本来であれば往復で障がい者割引を使わなければいけないと思いがちですが、これ実は何と片方が早割り、もう片方が手帳での割引と言った形で使い分けが出来ます!
むしろ空港の受付スタッフの人が「そっちの方がお安いですよ」と親切に提案してくれたので間違いは無いですが、何だか申し訳ない気持ちになりますね(;・∀・)アリガタヤ
上記の例はあくまでも介助者が不要で自分1人での搭乗の場合なので、もし空港のスタッフの手助けや同乗者がいる場合などは障がい者割引の方が確実との事です
- 行き→早割り
- 帰り→障害者手帳での割引
状況にもよりますが、このような内容でチケットを取ることも可能
時期によっての金額の変動がない
障害者手帳の割引は時期に関係なく、その金額が決まっています
極端な話、1ヶ月前に予約しても1週間前に予約しても金額は同じなんですね
参考までに、自分はアクセスの関係から山形県の庄内空港~羽田空港の便を利用することがあるのですが、その場合だと¥13,740(片道)となっており、秋田空港~羽田空港は¥16,200(片道)となっています
急な予定でギリギリな時やシーズンになると飛行機の金額は結構高くなりますが、手帳の割引サービスを使うと、時期に関係なく一定の金額でチケットを購入出来るというメリットがあります
上記の早割りなどと上手に組み合わせれば、お財布的にも大変助かりますので、ぜひ活用してみましょう
まとめ
以上が障害者手帳を使って飛行機でのチケットを購入する際の流れや注意点となります
要約すると
- 空港窓口で受付の人に障害者手帳を提示する
- ネットでも手帳割引の予約が出来る
- 手帳割引と早割りのどちらかを選べる
- 時期に関係なく一定の金額でチケットを購入することが出来る
となります
特に難しいと思うことはなく、空港受付の方の丁寧な対応でスムーズにチケット予約が出来ましたので、飛行機を利用される際に参考になれば幸いです
おしまい!
記事への意見・感想などお待ちしております