障がい者になって感じたこと。意外と周囲や世間は気にしていない

特に今までと変わらないや!!

 

と言うのが現在の自分の考え方です

 

でもこの考え方に行き着くまでにはやっぱり自分なりの苦悩もあったし、決して楽ではなかったです。まあ自分で勝手に壁を作って悩んでたりしてたんですけど。。

 

振り返る意味も含めて、今回は障がい者と言われる側になって感じた事や、今現在の個人的な気持ちなどを説明します

 

自分で健常者との壁を作ってしまう

心臓にペースメーカーを植え込んだ事によって障がい者となりましたが、まず率直に思ったのが「これで自分も障がい者か…」という複雑な気持ちでした。。

 

障害に携わる仕事をしている身でありながら本当に情けない話ですが、いざ自分が障がい者になってみると「健常者と障がい者」の壁を感じるようになりました

 

「もうオレが健常者と呼ばれる事はないんだ」

 

その壁自体はまさに自分が勝手に作り上げてしまったものですが、頭の中で理解しているつもりでも、どこかで「自分も障がい者」という事実を受け入れる事が出来ませんでした

 

受けれるサービスよりもペースメーカーに頼らない身体が欲しい

綺麗事かもしれませんが、コレは今でも本気でそう思っています

障がい者になった事によって受けれるサービスや割引よりも、何よりペースメーカーに頼らない身体が欲しいです

 

以前周囲から「いいじゃん、障がい者なら税金も安いし色々な場所で割引もあるし年金も入るし、羨ましいなぁ〜」と言われた事があります

 

事実、受けれるサービスや割引だけを考えれば確かに優遇されていますし、実際に個人的にも助かっています

 

ですがそれはあくまでも「割引やサービスだけ」を見た場合ではありませんか?といつも思うんです

 

自分で言うところの「完全房室ブロック」にしても、あの時の目眩や動悸、そしてその辛さを誰にも理解されない苦しみはまさに地獄と言えるような時期でした

 

残念ながら、中には割引やサービスが受けられる事を「その辛さに耐えた戦利品」と思う人はいますが、やっぱり自分はペースメーカーに頼らない身体が欲しいと切に思います

 

これからをどうするか?

結局のところ、この考え方が1番大切なのかなって思います

 

このブログでも何度も書きましたが、ペースメーカー植え込み当初は相当落ち込んだり「こんな身体になるくらいなら、いっその事死んだ方がマシだったかな」そのくらい思い詰めた時期もありました

 

でも、そうは言ってもペースメーカーを植え込んだという事実は変わらないので、それなら「これからの人生をどうするか?」って考えを持つようにしました

 

やっぱり自分はまだ生きていたいし、これからももっと沢山のことを学び、体験したい

 

ペースメーカーというハンデは負いましたが、それでも「自分が自分であること」には変わりないので、「これからの人生をどのようにするか」という考え方は本当に大切だなと思いました

 

世間は自分が思うほど自分の事を気にしていない

当初自分は障がい者になった事によって周囲から変な目で見られるんじゃないか?という家族や友人、世間からの目をかなり気にしていた事があります

 

大袈裟な話に聞こえるかもしれませんが、それまでは何も意識してきませんでしたが、いざ自分に障害を負うと、自分一人が違う世界と切り離されたような感覚というか、とにかく世間の目や自分を取り巻く環境が全て変わって見えるようになったんです

 

でも実際はそんな事はなくて、自分が思っているほど周囲や世間はペースメーカーや障害の事は気にしていません

 

そもそも外見からはハッキリ言って分からないし、自分から言わなければペースメーカーが入ってるなんて分からないですからね

 

さいわい、自分の場合ですが家族や親友がいままで通りに接してくれるので、多少の気遣いはしてくれてるんだなと感じつつも、自分はその今までと変わらなく接してくれる周囲の存在に本当にありがたく思っています

 

「ああ、気にしてるのは自分だけで、特に家族や友人関係、世間の目がガラッと変わるわけじゃないんだ」

 

こういった考え方になってから、不思議と今まで障がい者となった事による後ろめたさがちょっとは軽くなり、少しでも前を見て人生を歩こうと思えました

 

まとめ

障がい者になったことによって世間や自分を取り巻く環境が全て変わってしまうと思っていましたが、実際はそう考えているのは自分だけで、特に今までと変わることはありませんでした

 

ペースメーカーを植え込んだ人の中には、そのショックから心を塞ぎ込んでしまうケースがあるそうですが、何をどうしてもペースメーカーを植え込んだ・障がい者になった事実は変わらないので、それであればこれからの人生をどうするか?という考え方にシフトしていくことができれば、この先の人生の目標や楽しみが見つけられるように思います

 

悩んでいても、楽しんでいても、時間の流れはどちらも同じく平等である

(by.吉川さん)

 

おしまい!

6 件のコメント

  • こんにちは。

    「ペースメーカーに頼らない身体が欲しいと切に思います」
    心情はこの一言につきますね。
    私も障害福祉の仕事をするなかで、ご本人やご家族の障害受容についての課題に対応してきましたが、
    いかに他人事だったのか… 複雑な思いでいます。
    確かに不自由なこともあるけど、変わらないこともたくさんあります。
    他人にひとくくりで見られたくはないし、それ以上に自分で決めつけてはいけないと思いました。

    いつも楽しみに読ませていただいています。
    秋田の冬景色は美しいでしょうね。

    • >>たばたけいこさん
      コメントありがとうございます!

      自分で書いてても「ペースメーカーに頼らない身体」の部分こそが本心なんだなと感じました。
      いざ自分に障がいを負うとここまで複雑な気持ちになるのかと痛感しましたね💦
      でも「障害を負っても自分自身を否定しちゃダメだよな」という考え方に落ち着いてからは、何だか気持ちが楽に過ごせるような感じがします。

      いつもコメントありがとうございます!
      こちらは雪がだいぶ積もるようになってきました。

  • ホントに共感出来るとゆうか心に響きます(*^^*)

    家族や仲のいい友達など、入院中など落ち込んだ時に励ましてくれたりして感謝してます🙈

    ペースメーカーも人に言わなければ解らないですよねっ🐰今でもこれが夢だったらいいなぁー笑⤴なんて思いながら過ごしてますが、なんていっても健康的な体が一番いいですよね❗

    なった人しか解らない事沢山あります😂吉川さんのブログを見てしみじみそう思います🐱

    • >>あきさん
      ありがとうございます!

      やはり健康な体が1番欲しいと思いますね〜(;・∀・)
      今でこそ結構オープンにペースメーカーの事を言ったりしますが、当初はやはり悩んだり複雑な気持ちでした💦

      やはり当事者にしか分からない所もあるので、少しでも役に立てればと思ってブログ書いてたりします😃いつもコメントありがとうございます!

  • いつも、ここの 記事は、読んで気持のいい内容で感心します。
    幸い、自分の場合には、それまで障害者関係の仕事でもなく、まわりの人についても、そう意識してなかったせいか、あまり抵抗なく、自分が障害者というのを受け入れることができました。父の「わが家系にもついに、障害者が・・・」という発言も、それほど気にすることなく、受け流すことができました。
    でも、これについては、いろんなケースがあると思います。
    割引等については、大きな自治体とはずいぶん違いますが、それでも、ある制度については、極力活用させていただいてます。
    確かに、運動していて、前の体に戻れたらとは、思いますが、今の状態で、一番いい方法を日々考えて生活してます。

  • コメントを読んでの追加です。確かに今でも、人によって、ペースメーカーのこと、離せる人、言いたくないなと思う相手がいます。昔の友達、昔の部活動の先輩、なんでですかね。面倒というのも少しありますが、昔のまま、付き合いたいという気持ちがあるのかも。

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