障害者の自虐ネタは不謹慎?弱さも見方を変えれば強さという武器になる!

どうも、人造人間の吉川さんです。

近々ペースメーカーの定期検診があるので、バージョンアップして本体にWi-Fi機能やお財布ケータイ機能が搭載してくれれば嬉しいですけどね、いやーどうなることやら( ¯•ω•¯ )

 

このように最近ではペースメーカーによる自身の障害を半ば自虐ネタとして披露できるようにまでなりました。

よく友人に上記のネタとかを会話に織り交ぜるのですが、ハッキリ言って不評です(笑)

 

「笑えない冗談だからやめて」「不謹慎だ!」とか…まぁ散々な言われようなんですが、

そこでふと考えたんですよ

 

「なんで障害持ちの当事者が自虐ネタを言うのがダメなんだろう?」と、

もちろん障害当事者に傷つく発言とかをするのはダメだと思いますが、だけど自分から自虐ネタに走ることさえも不謹慎とか言われるのでしょうか?

 

てなワケで今回は「障害者にも色んなヤツがいるんだよ」っていうのをお伝えしたいと思います(・ω・)

 

どこまで踏み込んでいいのか分からない

相手の自虐にどこまで踏み込んでいいのか分からないのは理由として大いにあるかもしれません。

 

これは健常者・障害者に関わらず、どのように返答したら良いのか迷う時が自分も実際にあります。それが「障害」の話となると一層のこと反応に困るのだと思います(-ω-;)

 

この自虐ネタに走るにしても相手との関係性があっての話になりますので、「この人ならここまで言っていいかな?」と見極める必要がありますね(笑)

 

障害者にも色んな人がいる

個人的な話をさせてもらうと、自分は障害者に携わる仕事をしています。

早いもので10年が経ちましたが、その中で本当にたくさんの人と関わってきました。そこで感じたのが、「障害者にも色んな人がいる」ということでした。

 

マイペースな人やせっかちな人、超がつくほどポジティブな人やどんな時でも慎重な人など、本当に性格は1人1人個性的で様々です。

 

どうしても「障害者」というイメージが先行してしまいがちですが、掘り下げれば1人の人間です。当然性格・価値観も人によって様々あります。

 

自分はどちらかと言うと“楽しさや面白さ”を求めてしまうタイプなので、ウケるかな?と思ったら自虐ネタとかどんどん言ってしまいます(そして毎度のようにスベるw)

 

このように「障害者」という全体像だけで見るのではなく、本当に色んな性格の人がいるんだよという事を分かってほしいです

ポイント
  • 障害者だって色んな性格の人がいる。
  • 「障害」と一括りでしないでその人の個性を見て!

 

ただし時と場合、相手は考える

上記でも少しふれましたが、これでも自虐ネタを披露する時は相手やその場の雰囲気(流れ)を考えてます。

 

常に自虐しか言ってなかったら性格歪んだヤツになってしまいますし、その手の冗談が苦手な人もいますからね。

 

やはり自虐ネタや冗談はお互いの関係性があっての話だと思いますので、もし自分と同じく自虐ネタをやりたい人がいるなら、時と場合、相手の事を考えて披露することをオススメします( ꒪Д꒪)ノ

 

弱さを武器に

結局のところ「障害者でも色んなヤツがいるよ!」ってのをブログやSNSを通して伝えたいんだと自分でも思います。

 

近年では障害者に関してだいぶオープンな世の中になってきましたが、それでもまだ「障害者=社会的弱者」という風潮は根深いと感じます。

 

こんなこと書くと「障害者は弱者なんかじゃない!」と言われるかもしれませんが、個人的には周囲の人や福祉・医療の制度にお世話になってる以上は社会的には“弱者”という構図は避けられないのではないでしょうか?

 

ですが、障害者になった今なら分かります。

 

“不便は感じても不幸ではない”

 

ぶっちゃけペースメーカーを植え込んでからの生活は不便で仕方ないです。定期的に検診に通ったり日常生活でもそれなりに制限がかかりますし、それはもうもどかしくて時にイライラしたりします。

 

しかし現在の自分は、不便は感じても“不幸”とは思っていません。

 

ハッキリ言って自分は周囲の人のサポートや福祉・医療の制度に頼らなければ生きていられないまさに“社会的弱者”だと思っています。

 

ですが“弱者”の部分も考え方によっては“強さ”という武器に変化します。

 

このブログを始めたことによって、ありがたい事にたくさんの人からコメントやメッセージを頂くようになったり、新たな交流が生まれました。これは自身が障害者になってなければ起こりえなかった話なので、そう考えると感慨深いものがあります。

 

なので社会的には弱い立場であったとしても、それを強みという武器に変える事が出来ますし、この障害を不幸だとも思っていません。

 

前を向いて生きる人、過去に生きる人…

 

1人1人性格が違うように、残念ながら全ての人がそうなれるかと言うと微妙な話ですが、せっかく拾った命なので、どうせなら自分は楽しく笑って日々を過ごしたいと思う今日この頃であります。

まとめ
  1. 障害者も性格は様々!
  2. 吉川さんはふざけた話が大好きなんじゃ!(笑)
  3. 自虐ネタのご利用は計画的に(TPOをわきまえよう)

 

おしまい!

1 個のコメント

  • わかりやすい記事ですね。
    ペースメーカーのバージョンアップで、WiFi機能に、お財布携帯機能。いいですね。せっかくなので、それなら、自分で、自分のペースメーカーにアクセスして、いろんな機能を調整できるといいですよね。
    障害者関係の仕事をしていると、いろんな体験されているんでしょうね。いろんな人がいるのは当然だとは思いまずか、想像しないような方もいるんでしょぅね。
    自虐ネタは、確かに相手をよく考えてになるんだと思います。

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