年間約4万人がペースメーカー植え込み手術を行われている話

まもなく自身がペースメーカーを植え込んで2年が経過するので、「そう言えばペースメーカーを植え込む人って年間でどのくらいいるんだろ？」と、ふとそんな疑問を持ったので気になって調べてみた吉川さんです

恥ずかしい話ですが、何となく年間で数千人くらいかなと思っていましたが、遥かに多い人数がペースメーカーを植え込んでいるという事実に驚きを隠せません。。

今回はそんなペースメーカーを植え込む人数の多さと、当事者として個人的に感じる事を記事にしてみたいと思います

ペースメーカーを植え込む人は年間で約4万人！

まさかここまでの人数とは思っていませんでしたが、年間でペースメーカーを新規で植え込む人数は何と約4万人とのことです(JADIA 一般社団法人 日本不整脈デバイス工業会調べ)

年齢の割合は調べられませんでしたが、1年間でこれだけの方が心臓にペースメーカーを植え込んでいるんですね(・ω・`)

そして2017年度の統計の中に自分が含まれているとなると、何とも不思議な感じになりますね

突然死で亡くなる方は年間約10万人！

ここで更に気になったので調べてみると、全国での突然死は年間で約10万人と言われており、その中で心臓に原因があって亡くなられる方は年間約6万人と言われています

突然死とは健康そうに見えた人が予期せず突然帰らぬ人になる事であり、医学的には「症状が出現してから24時間以内の予期しない内因死」と定義されています。我が国では年間約10万人の突然死があり、このうち約6万人が心臓の異常が原因となる心臓突然死です。実に1日約160人もの人が心臓突然死している計算になります。(引用：一般社団法人 日本不整脈心電学会 -心臓突然死について-)

自身も高度(完全)房室ブロックにより「いつ突然死してもおかしくない」と言われた身でした

なので、もしかしたら自分もその中に含まれていたかもしれないかと思うと、病気が早い段階で見つかって本当に良かったなと思っています(決して楽では無かったけど…)

当事者として思う事

年間でペースメーカーを植え込む人が多いのもそうですが、何より「突然死で亡くなられた方の中には、もしかしたら未然に防げる事が出来たのではないか？」という事を強く感じます

自分のように不整脈が原因であれば、ペースメーカーを植え込んだり、病気が早期に発見出来ればもしかしたら何かしらの対策が出来たケースがあったのかもしれないと思うと、何ともやるせない気持ちになります。。

結局のところ自分が高度(完全)房室ブロックという不整脈を発症した原因は未だに分かっていませんが、その当時は食生活や生活のリズムもかなり不規則だったりと、何かしらの原因はあるのだと思います

最後に

再三このブログで書いていますが、重大な病気は年齢関係なく、いつ誰にでも起こりうる可能性があります

不整脈の場合であれば、動悸や目眩などの症状が見られたりと、何かしらの前兆があります(自分がそうでした)

「若いから大丈夫」「自分が病気になる訳がない」と思うかもしれませんが、精神論ではどうしようもない事もありますので、もし自身の体調に違和感を感じたら、なるべく早めに病院へ行って診察をしてもらって下さい

おしまい