【電車】障害者手帳の割引の内容や知っておきたい注意点

JRと私鉄などは同じ割引内容という認識でオッケー！！

秋田県〜千葉県を新幹線や特急で移動することの多い吉川さんです

今回はJRや私鉄各線・新幹線などで「障害者手帳」を提示して出来る割引とその他の注意点をお伝えします

なお、「飛行機」での割引内容や注意点はこちらを参考にしてください

障害者手帳を提示して飛行機チケット購入の流れと注意点

電車にも手帳の割引が使える！

まず初めに、障害者手帳は電車にも使えます！

多少の条件はありますが、何とその運賃の50%の割引が適応されるので、どこか電車を使って遠出をする時などにはかなり助かりますよね

そこでさっそく、知っておきたいことや注意点をご説明します

※電車での割引の場合も、障害者手帳に記載のある「旅客鉄道株式会社旅客運賃減額」の1種・2種が割引の適応になります

1種・2種どちらにも言えますが、単身での電車の利用の場合は片道の距離が100kmを超えないと割引の適応にはなりませんのでご注意下さい

ちなみに1種の場合に限り、介助者(同行者)がいる場合は、距離に関係なく50%の割引が適応になります(介助者1名も割引の適応となります)

2種に関しては介助者がいたとしても、本人のみの適応になりますので、片道が100kmを超えなければ割引の適応にはなりません

100kmを超えれば全て割引されると思われがちですが、厳密に言うと割引が適応されるのはあくまでも「普通乗車券」のみとなります

例えば、特急電車の場合だったら、普通乗車券＋特急券が必要となりますが、

もし単身での利用で100kmを超えるとなると、この場合に割引になるのは「普通乗車券」のみの割引適応となり、特急券は割引の適応外となります

新幹線でも言える事ですが、あくまでのその目的地までの運賃(距離)に対しての割引となり、指定席の金額などは割引にはなりませんので注意してください

割引が適応されるのはあくまでも「普通乗車券」のみとなり、それ以外の「特急券」などは割引適応外となる

飛行機の記事でも挙げましたが、電車の場合もツアーなどの他の料金との併用は出来ません

場合によってはツアー料金の方が往復で安くなるケースもありますので、その場合はツアー料金か障害者手帳の割引かのどちらかを選択する形になります(手帳の場合は100kmを超えている事が前提)

ツアー料金＋100km超えるから更に割引！やったぜ！…とはなりません(笑)

障害者手帳での割引はJRや私鉄などでほぼ同じ内容となっています

特定の鉄道会社だけが割引を行っている訳ではないので、どの鉄道会社でも同じく適応されるという認識で問題ないでしょう

不明な点などは利用される駅に確認をすると、どのような割引の条件になっているか教えてくれます

長距離移動かつ100kmを超える前提で話をしますが、乗車券などの購入は各駅の「緑の窓口」で行うことが出来ます

その際には窓口の人に最初に障害者手帳を提示して、目的の場所、日程などを決めて購入の手順をふんでください

これは駅側の都合になりますが、最後の会計時に障害者手帳を提示すると、パソコン上での入力を打ち直さなければならなず、手間と時間が更にかかるので、なるべくなら1番最初に障害者手帳を提示して下さいとの話でした(自分は過去にそれでやらかしました)

自分はまだありませんが、当日に電車に乗る際はご自身の障害者手帳も持って電車に乗りましょう

それと言うのも、特急や新幹線では必ず車掌さん？が乗車券などの確認に来ますが、障害者手帳で乗車券を購入すると、その乗車券には「身体障害割引」と隅に印字されています

そうなると、場合によっては本人が本当に障害者手帳を所持しているのか確認されてもおかしくはありませんし、いざ聞かれても障害者手帳を持っていればその証明が出来ます

言い方は悪いですが、障害者手帳での割引で乗車券を購入して、それをそのまま第三者に横流しする事も有り得る話なので、万が一に確認を求められても、自身を守る意味でも障害者手帳は移動中つねに持ち歩いていた方が良いでしょう

色々と条件はありますが、障害者手帳を提示することによって電車も割引が適応されます

自分も最初は戸惑いましたが、不明な点などは、各駅の緑の窓口や駅員さんが親切に教えてくれるので、思い切って聞いてみると良いでしょう

おしまい！