2018年11月29日、秋田県は男鹿半島の「なまはげ」がユネスコ無形文化遺産に登録されましたね!
個人的な話ですが、同月の11月4日・5日に男鹿半島に旅行に行きまして、まさに「なまはげ」について知る機会があったので、今回はその「なまはげ」について紹介します(‘ω’)
なお、今回の記事は日記っぽく書いていますので、専門的な知識や風習、しきたりに関しては若干説明不足な点がありますのでご了承下さい
なまはげとは?
なまはげは、男鹿半島周辺で行われてきた年中行事、あるいはその行事において、仮面をつけ藁の衣装をまとった神の使い(来訪神)を指す。(Wikipediaより引用)
ざっくり言うと、男鹿半島に伝わる行事で、大晦日になると各家を回ってその怠け心を戒めたり無病息災、田畑や山・海の幸をもたらす神様の使いと言われています
ちなみにその外見は大人でもビックリするくらいで、子供なら完全にトラウマレベル!
(神様の使いと言われていますが自分は最近までオニだと思ってましたスミマセン)
低く野太い声で「うおぉぉ~~…!!」と唸り声をあげながら迫ってくる様子は、もはや泣かせにきてるとしか思えない感じですね^^;
なまはげ館で様々な「なまはげ」を知る
2018年11月5日、以前から気になっていた「なまはげ館」「男鹿新山伝承館」に行ってきました!
- なまはげ館…なまはげや男鹿半島の歴史を知ることが出来る
- 男鹿新山伝承館…新山地域のなまはげの習俗を見て体験することができる
2つの建物は共に隣接していて、それぞれを歩いて見て回る事が出来ます
地域で違う「なまはげ」のお面
一般的に「なまはげ」と言えば鬼のようなお面で赤と青の1セットをイメージしていましたが、
地域によってそのお面は様々です
なまはげ館では、地域によって違う様々なお面を展示してあります
一口に「なまはげ」と言ってもそのお面やビジュアルは全然違うので、各地域の違いを見る事が出来ます
自分もなまはげ館にて、色々なお面があることを知りました
「なまはげ」体験コーナーで君もなまはげ!
なまはげ館ではその歴史や文化を知れる他に、何と自身が「なまはげ」に変身できる体験コーナーもあります
さっそく自分たちも「なまはげ」に変身してみました(/・ω・)/
(/・ω・)/「うお゛ぉぉ~~!泣ぐ子はいねがぁ~!?」
と叫んでみようかと思いましたが、意外にも頭が重くてそれどころではありませんでした、無念
このように、なまはげ館では男鹿半島やなまはげに関する事を知るだけでなく、実際になまはげを体験することが出来ます
男鹿新山伝承館で伝統を見る
次に「男鹿新山伝承館」にて、その地域のなまはげの風習を実演を見てきました
このように家に「なまはげ」が来た時のしきたりや流れの実演を横で見ることが出来ます
そして「ウオー!」と叫び声が聞こえ、家の玄関から登場するかと思ったら、まさかの自分たちの後ろのふすまから「バーーン!!」と凄まじい音を立てて登場したのには本当にビックリしましたし、何より本物のなまはげは迫力満点でした(‘ω’)
ちなみに、ケデと呼ばれる「なまはげ」が身に着けているワラには神様が宿っていると言われており、その落ちているワラを拾うとご利益があるそうです(なまはげから直接ワラを引っこ抜いちゃダメですよ)
まとめ
以上のように「なまはげ館」「男鹿新山伝承館」では男鹿半島の歴史や伝統「なまはげ」の習慣・しきたりについて知ることが出来ます
今まで「なまはげ」は単純に怖いものと思っていましたが、こうやって実際にその地域や歴史、伝統に触れることで新たな発見もあるし、直接見てみるのも良いものだなと感じました
おしまい!
なまはげ館へのアクセス
〒010-0686 男鹿市北浦真山字水喰沢
TEL 0185-22-5050
FAX 0185-22-5080
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