アレだよアレ!分からないかな?アレだってば!?
最近アレとかコレとかという言葉を乱用し過ぎて日本語が怪しくなってきました吉川さんですごきげんよう。
数ヶ月前の話ですが、秋田市の家庭福祉課に行って「障害者用等駐車区画利用証」を申請して後日郵送で送ってもらいました。はい、よく自動車のフロントガラスの横に置いてあるアレです。
都道府県によってその呼び方は様々で、秋田県は上記のように「障害者用等駐車区画利用証」だったり「パーキングパーミット利用証」と呼ばれていたりします。(以下”利用証”と記載)
さらにこの利用証、「車イスをメインに使用する人向け」と「車イス以外の障害を持つ人向け」で利用証が異なるんですね。自分が申請したのは写真のとおりで「車イス以外」で申請して取得しています。
んんー。この時点で色々な種類があって混乱しそうだぞ(^_^;)
さらにさらに!コレ、各都道府県によって駐車場などの利用の仕方や表記が違ったりするんですよね。
例えば東京都だと車イスの方用の障害者等用駐車区画とは別に「思いやり駐車区画(スペース)」として表記されていたり、また一部の店舗では入庫の際に「障害者手帳」や「母子手帳」を掲示してはじめて駐車できたりとか。他には見かけ(外見)では判断出来ない人向けに、ダッシュボードなどにヘルプマークをぶら下げて分かるようにして下さいなとなど、、
もうね、ゴチャゴチャしてワケがわからん!!\(^o^)/
ヘルプマークを車内に置いて買い物とか外に出て万が一何かあったらどうするんよ!?車用と持ち歩き用で2枚必要って事か!?
都心や人口の多い場所であれば、土地の関係もあり限られたスペースで工夫をしなければならないけど、ここまで各都道府県や公共の店舗や施設の判断レベルになると、当事者からしてみたらマジで意味不明っすわ!
下記に”東京都福祉保険局”の「障害者等用駐車区画の適正利用に向けたガイドライン」から一部画像を引用させてもらいます。
まあヘルプマーク含めシンボルマーク自体には法的効力はないので、あくまでもその使用者やその他の人のモラルに任せられている現状なんだけどさ、もう少し全国で統一できたら本人たちとしては助かるよねって話。
さらに言うなら、一番よく見かけるであろう「車イスマーク」も正式には「国際シンボルマーク」という呼び方であり、”障害を持つ人が利用できる場所や施設”ということを示す世界共通のマークなんです。
↓参考にしたサイト様
よく誤解しがちですが、車イスマークって“車イスを利用している人”に限らないんですよ(自分も最近まで勘違いしていた)。なので根本的に「車イスとそれ以外の障害を持つ人」と別にする必要がないんですよね。。そのあたりの認識のズレなども解消していかないと、制度やサービスだけが一人歩きして、本当の意味で障害を持つ人たちが行きやすい世の中になるにはまだまだ課題が多いと言えるでしょう。
最後に冒頭であげた「障害者等用駐車区画利用証」は県の地域・家庭福祉課、または各地域振興局(県の保健所)などで直接持参、郵送にて対応しているとのことなので、利用したい場合はお住まいの県が対応しているか確認してみるのが良いかもしれませんね。
おしまい!
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