ペースメーカー手帳は常に持ち歩くべし!

吉川さんです

今回は「ペースメーカー手帳」について簡単に説明します

 

これを持ち歩いていれば、もし自分の身に何かあった時に間違いなく役に立ちます

逆にこのペースメーカー手帳を持っていない事が命取りになるケースもあるので、参考にしてください

 

ペースメーカー手帳って?

上記写真がペースメーカー手帳ですが、これはざっくり言うと、植込んだ人のペースメーカーがどのような設定で動作しているかが分かる手帳です

実はペースメーカーは様々な設定によって動いています

 

レートと言って心拍の数値が○○以下になったら心臓に電気を送って刺激を与えたり、またその際の電流は○○ボルトだったりとか。専門家ではないので詳しい事はお伝え出来ませんが、このような様々な設定が書き記されているのがペースメーカー手帳です!

 

ちなみにこのペースメーカー手帳は、手術後数日のうちに医師から手渡されます

 

常に携帯していた方が良い理由

小さな手帳1つとは言え荷物です。自分も「今日は別に持ち歩かなくてもいいかな~」って気分になる事も多いです。しかし面倒でも常に携帯しているのには理由があります、それは

 

緊急の時、自分の身に何か起きた時に、他の人が分かる情報が無い!!

 

例えばペースメーカーの不具合などによって意識を失ったり、生命の危機に陥った時にもしペースメーカー手帳を持っていなければ、その時に駆け付けた人や救急隊、搬送先の病院の医師らは何一つ情報を持っていない状態になります

 

そうなると情報を得るまでに時間がかかったが為に、最悪の場合命を落とすケースも考えられます

ましてやペースメーカーであれば、その設定は手術を行った病院にしか分かりません。出先で万が一不具合などを起こした時に搬送される病院がそことは限りません

 

大げさかもしれませんが、このペースメーカー手帳を常に持っているかいないかで生きるか死ぬかの分岐になる可能性もありますので、荷物にはなりますが常に携帯しておくことをおすすめします

 

ちなみに自分は先日記事にした「ヘルプマーク」をカバンにぶら下げて、そのカバンの中にペースメーカー手帳を入れており、外から見ても何かしら障害を持っている人として分かるようにしています

 

念には念を

これは参考になるか分かりませんが、

従来ペースメーカーはMRI検査は行えませんでした。しかし医療の進歩により件付きMRI対応ペースメーカーという物が存在しています(自分はコレ)

 

検査を行う前にペースメーカーの設定を変えればMRI検査も受けれるというので、条件付きという話ですが、つくづく医療の進歩は凄いなと感じます

 

そしてその条件付きMRI対応ペースメーカーを植込んでいる人には下記写真の条件付きMRI対応ペースメーカーカードという物が渡されます

これも先ほどのペースメーカー手帳と一緒に携帯しておけば、万が一自分の身に何か起きた時に他の人にも情報が得られやすくなるでしょう

 

まとめ

以上がペースメーカー手帳の説明と常に携帯しておいた方が良い理由になります

 

少し神経質かなと思う部分はありますが、何より「自分の身に何かあった時に情報が分からなくて他の人に迷惑をかけたくない」という気持ちが強いです

 

なので手間や面倒と思うかもしれませんが、ペースメーカー手帳は常に持っていた方が他の人にとっても助かるという事を分かって頂けたらさいわいです

 

おしまい

 

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