スマホにも障害者手帳を!ミライロIDについて紹介するぜ!

こんにちは、心臓が止まってしまった吉川です。 



突然ですが各障害者手帳をお持ちの皆様、外出先でうっかり手帳を忘れたことに気づき電車やバスなどの割引を使えなかったと言う出来事は無いでしょうか?



自分もそのうちの1人でよくバスを使い移動するのですが、その際に身体障害者手帳を提示し割引を受けることがあります。ただごくまれに普段とは違うカバンを背負って出発してしまい手帳を忘れ割引が使用できなかったということが何度もあります。そんな時こう思うわけですよ…。

 

(吉川さん)
障害者手帳を持たずにして何とかならないかなぁ…



いやね、実はこれがあるんですよ!
今回はご自身のスマートフォンに障害者手帳を導入できるアプリ「ミライロID」について紹介していきます。こちらを理解することにより、万が一実物の障害者手帳を忘れても同じサービスが受けられますのでぜひ最後までご覧ください。

 

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障害者手帳アプリ:ミライロIDとは?

はい、ではこの「ミライロID」について説明していきます。
この本当にざっくり言ってしまうと、自分のスマートフォンの中に障害者手帳の情報を反映させて、こちらを提示することにより実物と同じく電車やバス、その他公共の施設等の割引が適用になると言うアプリです。



まさにスマホの中に障害者手帳が入っちゃった!っていう感じですかね。



こちらのミライロIDの誕生は2019年と意外と年数が経っており、自分もその存在を知ったのはここ最近の話でした。(すみません)以下にその歴史などを紹介しておきます。

ミライロIDの歴史

ミライロIDは、2019年7月にリリースされました。当初は一部の鉄道会社や観光施設などの協力企業・団体から導入が始まりました。これは、紙やカード形式の障害者手帳の提示に代わる、新しい証明方法として注目を集めました。

サービス開始以降、利用できる場所は順調に拡大しており、現在では全国の様々な公共交通機関、美術館、博物館、レジャー施設、商業施設などで導入が進んでいます。また、マイナンバーカードとの連携機能も追加され、更なる利便性向上に向けた取り組みが進められています。

ミライロIDの活用法

ミライロIDの主な活用法は以下の通りです。

  1. 障害者割引の適用:公共交通機関や施設の窓口などでミライロIDの画面を提示することで、障害者手帳を提示した場合と同様に割引や優待を受けることができます。これにより、手帳を取り出す手間が省け、スムーズな手続きが可能になります。
  2. 本人確認:障害者割引の適用時だけでなく、ミライロIDを本人確認書類として利用できる場面もあります。
  3. クーポンの利用:アプリ内で、飲食店やレジャー施設などで利用できるお得な電子クーポンが配信されています。これらのクーポンを利用することで、様々なサービスを割引価格で利用できます。
  4. オンラインでのチケット購入:一部の施設では、ミライロIDと連携したオンラインチケット販売サービスを提供しており、障害者割引が適用されたチケットを事前に購入することが可能です。
  5. パーソナル情報の登録:障害の種類や必要とするサポート、使用している福祉機器などの情報をアプリに登録しておくことができます。これにより、窓口でのコミュニケーションを円滑にし、より適切な配慮やサポートを受けやすくなります。
  6. マイナポータルとの連携:マイナンバーカードと連携させることで、より信頼性の高い本人確認が可能となり、今後利用できるサービスが拡充される可能性があります。 
(Googleジェミにより引用)

 

ミライロID導入方法

さてここからはミライロIDの導入方法について説明します。アプリの導入や設定などはそこまで難しくないのでぜひ参考にしていただければと思います!

 

アプリのダウンロード

ミライロID - デジタル障害者手帳

ミライロID – デジタル障害者手帳

Mirairo Inc.無料posted withアプリーチ

 

アンドロイドまたはiOSのストアに入り、「ミライロID」と検索しアプリをダウンロードします。(上記リンクからもストアに行くことができます)

 

障害者手帳の登録

アプリをダウンロードしたら次に障害者手帳の登録を行います。流れとしてはユーザ登録、手帳の登録、ご自身の情報の登録などを行います。下記にミライロID公式ホームページの方から「障害者手帳を登録したい」と言うヘルプページがありますので、そちらをご覧にいただくのが1番早いかと思います。

”障害者手帳を登録したい”のページはこちらから

 

実際に使ってみて感じたメリット・デメリット

ここからは実際に自分が使ってみて感じたメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。全てに置いてそうですが、何事にも良い部分や気になる部分、不便に感じた部分がありますので、参考にしていただければ幸いです。

 

メリット:手帳(実物)を気にしなくて済む

ミライロIDを導入して一番のメリットと言えば、まさに「手帳を持ったか気にせずに済む」この一点に尽きるでしょう!w

 

外出した時にふと「あれ?手帳持ったっけ??」と気にすることも心配になることもありません!実際に活用していてスマホの中に手帳がある安心感、気にしないで良いというのがここまでストレスフリーだとは思いませんでした。

 

(吉川さん)
逆に言うと自分の場合はこの煩わしさからの解放以外のメリットはあまり感じませんでした…

 

それ以外にもフリーワードや条件からミライロID(手帳)を使える場所を検索できたり、コンビニやショップで使えるクーポンがあったりとお得な特典もございます。

 

デメリット

自分の場合使っていて感じるメリットが「煩わしさからの解放」であったのに対し、デメリットは意外と多くあります。まぁそれを差し引いてもメリットの方が大きいので活用しているのですが、とりあえずご説明しましょう!

 

意外と知られていない

まず一番の問題はこの「認知されていない」という事でしょう。首都圏であれば人口の関係でミライロIDを導入している人、活用している人も多いのですが、それでもやはり首都圏であってもまだまだ認知されていないと感じます。そしてそれは個人に限らず企業にも同じことが言えると思っています。

 

川崎市バスが障害者を「乗車拒否」 ネット大論争も、これは“デジタル化”が生み出した新たな問題ではないか?

 

ちょっと前にこれニュースになりましたね。障害を患った人がバスに乗ろうとしてこのミライロID提示したところ乗車を拒否されたって言う話なんですね。一見するとバスの運転手さんがミライロIDと言うものを知らなくて「これは使えません」で拒否したケースだと思われるんですが、意外と闇が深いなぁと思う部分がありまして、て言うのもこのミライロIDなんですが、バスや電車などの公共交通機関を利用して提示する場合、マイナーポータルとの連携が必須になります。

 

鉄道やバスなどの割引はミライロIDとマイナポータルを連携していないと効力を発揮しない。

 

ぶっちゃけた話をしますが、自分もバスや電車を利用してミライロIDを使ったときに、とある運行会社(名前は伏せますが)ではマイナポータルの連携前で問題なく割引が適用になりました。そして別の運行会社ではミライロIDとマイナポータルが連携されていないことに気がつき「マイナポータルと連携できていミライロIDは使用できません」と言われてしまった過去があります。そこで初めてマイナポータルとの連携をしないと割引が適用にならない、効力を発揮しないと言うことに気づいたのですが、意外にそのことを知らないユーザや企業も多いのではないかと思います。

 

そう考えると、上記のニュースはバスの運転手さんミライロIDを知らないと言う話でしたが、見方によってはその乗客がマイナポータルの連携をしておらず乗車を拒否された、と考えるとバスの運転手さんの対応は適切だったといえます。(実際どうだったのかは分かりません)。このようにそもミライロIDと言う存在を知らない人もいれば、その割引が適用になる条件というのを理解していない人、個人に限らず企業もあったりするので、まだまだ認知されるには時間がかかるかと思います。

 

起動までのラグがある

実際に使ってみて感じたデメリットを2つ目なんですが、これは意外と致命的で、アプリを起動してから自身の手帳の画面に切り替わるまで若干のラグ(時間差)があります。何が問題かと言うと、バスに乗車する際順番で並んでいたときにアプリの起動が遅くバスの運転手さんや他の方の迷惑を被ると言う場合が考えられます。体感で言うとおよそ5から6秒位で手帳の画面(ホーム画面)になるのですが、このわずかな時間でも若干のストレスを感じます。

 

うまくタイミングを合わせて手帳のホーム画面を見せれるようにできれば良いのですが、なかなかそう上手くいかず他の並んでいる人に申し訳ないと思いながら使っています(苦笑)

 

注意
以上のような事がデメリットとして感じるので、当面は手帳(実物)との併用がいいかもしれませんね

 

上手に活用しよう

スマホに障害者手帳を、今回はミライロIDについて紹介させて頂きました。まだまだ少数にしか認知されていなかったり、本人以外の場所でも使える・使えないと言った認識ミスが起こっているのも事実です。ですが今まで荷物の中に障害者手帳を入れて置いて、忘れたかもと心配にならずに済むのは非常にメリットです。以上のようにメリット、デメリットを踏まえた上で上手に活用していきましょう。

 

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おしまい!

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